令和元年初日 秘境の滝へ 第貮部

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花川戸の滝         猿棚の滝        銚子ヶ淵の滝  
この通り、赤淵川の幻の滝は存在した。   

流れている!大感動だ!滅多に姿を現さない幻の滝たちがこんなに立派な姿を見せてくれるとは…(´;ω;`)ウゥゥ

 

これは行くしかない。

そう!千束川、我らが富士市民の誇る、東部最高峰レベルの大滝、黒坂の滝である。

(事実、現在発見済みの滝の中では富士市富士宮市含めてもでかさはNo,1である)

待っとれヨォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ

黒坂の滝ィィィィィィィィィィィィィィィ

 

というわけで黒坂の滝へ直行したのだ。

ワクワクしながら…

 

結果は

 

無…

 

驚愕Σ(・□・;)

 

なんでや、あんなに元気よく流れとったやないかい!

どゆ事やねんこるぁヽ(`Д´)ノプンプン

水無かったんだよ!? 

悔しいじゃん!! 

 

そう、水は一滴もなかったのだ…

ひたすら驚愕した。

 

赤齣

 

このまま帰るってのもまた嫌なのだ。

せっかく来たのだから、何か収穫は欲しい。

ってなことで、じゃあ黒坂の滝の上流へ行こうかね。

(=滝の上へ行ってみるのさ!)

超危険なので気を付けてください!

遭難、落下、獣、どれをとっても危険度はNo,1!

 

ということで人気のない林道をひたすら上がり(実際30分程上った結果、通り過ぎた車は1台程度)、1つ、横道を発見した我々一向は自転車を乗り捨て、茂みに向かって突っ込んでいった。

10分程草木をかき分け、空腹で音の鳴る腹を片手で押さえながらも(著者のみの行動)、なんとか川へ出たが、下がなければ上もなし。水は一滴も流れていなかった。所々に小さな水たまりがあるくらいである…

チッ、なんやねん、どんだけ往生際悪いネン…

しかし、その代わりに我々は、千束川独特の川の形状を目にしたのだ!

それが、これだ

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何じゃこりゃ…

この池的な物が満タンにならない限り滝は出現しないというのか… 

見ての通り、川の水が流れにくい構造になっているのである。

これじゃあなかなか流れないわけだ…

それにしても何をどうしたらこんな削り方をするのだろう…

 

そして川を下り始めた一向。

行く先にはいくつもの小滝があった。どれも4m程のこの川にしては小さなサイズ。

 

赤齣

 

その時、茂みの中で猛ダッシュする動物を見た。

人間?にしては小さく、動きも俊敏だ。

なんやなんや…?

 

解)イノシシ

é¢é£ç»åその時は怖すぎて死にそうだったよ☆彡

目の前を通過したのはそこそこのサイズの猪。

一匹でよかった~ε-(´∀`*)ホッ

もののけ姫の世界観漂う千束川の上流で本物の猪と遭遇する所でした…

セーフ

 

閑話休題

 

黒坂の滝の上流へ到着した我々一向。

見下ろすその高さ、実に 45m!なんたるちや!?

高すぎて、恐怖のあまり、小便ちびって嘔吐しそうでした。食べ物食ってなくてよかったなぁ…(実際えずきました)

それが、これだぁ  ☟

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45m!

富士市最大!

まさに最強クラスや!

これはえずくね。

当然、流れているとき来ると、完全に死ぬ。断言可能範囲

 

因みに下から見た時の写真はこれだ

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また今度もっと分かりやすい写真載せます。
岩の下に空洞があるでしょ?

その洞窟は180cmくらいの人も余裕で立って入れる疲れ癒せるいい休憩スペース。

前来た時は弁当をその穴倉で食べました。

流れている時にも入り込める。

そして流れている時なんかは特に涼しいから絶好の休憩スペースになっているのさ。

※どこからやってきたのかペットボトルが転がってたりもする場所。

 ゴミ捨てないで―――(´;ω;`)

 

なにはとあれ、水はない代わりに富士市一望景色は見れたのだ!

 

次は流れてる姿見せろよぉ~!? 

千束川、黒坂の滝!!

 

 

ってなわけで今日は千束川方面は不可だったものの、赤淵川自体は十分に堪能できる1日だったわけです。よかったよかった。

もう一人のダチ公は卵屋さんで美味しい新鮮卵買ったわけだしな☆彡

※卵屋さんの詳細は下に記載

空模様が怪しくなってきたので撤退。山の天気は変わりやすい。

これを見てくれている皆さんにも是非訪れていただきたい!

イノシシやシカへの対処法は事前学習が必要だけど、いい運動アスレチックに、幻の滝でも見てみませぬか…?

 

赤齣

 

卵屋さんが黒坂の滝の近くにはある。

実を言うと黒坂の滝ってのは、富士山こどもの国へ行く大通り(山道)沿いにある卵屋さんの近くにあるわけだが、そこの卵が実に美味い!

新鮮卵をいつでも提供してくれるところで、とてもいい人達が働いているゾッ。

(著者もそこの卵はわざわざ電話して注文する)

因みに著者のお薦めは初産み卵である。一袋300円。

 

               次回に續

 

 

令和元年初日 秘境の滝へ 第壹部

雨上がり後の令和元年初日 2019/05/01(Wed)

平成の最終日迄、ここ、静岡県富士市ではぐずついた雨が降り続いた。

(最終的には曇りなんだか雨なんだか分からないほどの天気になりましたが…不満!!)

 

そして迎えた令和初日。

曇ってはいるものの、何とか雨はやんだみたいである。

(もしや…これはありかもしれない)

そう、期待を抱いた少年たちは、外へ飛び出した。

幻の滝を見に行こう!

事実を言えば、平成時代末期、降り続いた雨に期待を抱いたこのブログの著者は何回も確認しに行ったのだが、結果は無…だったズラ…(´・ω・`)

 

この日記は、二部構成であります。

なかなか濃い一日でしたので、二部にしました。是非見てみてください。

第壹部ー花川戸の滝⇒銚子ヶ淵の滝

第貮部ー黒坂の滝上流、卵屋さんの話

 

~今回のルート~

花川戸の滝 ⇒ 猿棚の滝 ⇒ 銚子ヶ淵の滝 ⇒ (千束川方面)黒坂の滝上流 (⇒ 卵屋さん🐣)

 

実際のところ、前に述べた通り、何回雨の日に行っても流れていなかったので、殆ど期待はしていませんでした。

しかし、、、

1,花川戸の滝 

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この様子!

流れていたのである。

しかも写真で見てわかる通り、とても水の色は澄んでいる。

これぞ、雨上がりのブルー♪(the pillows "Third eye"より)だ。

 

滝の水量はそんなにはない。以前来た時(去年の夏)は倍以上の水量だった。

しかし、このくらいがまた丁度いいのかもしれない。

水量がさほど多くないから足がつかることも無いので、簡単に拝見できる。

キタ―――――――――――これはもしや…(期待)

ということで、二つ上流にある猿棚の滝へ

(不動の滝は諸事情につき訪問せず)

 

2,猿棚の滝

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流れていた!
しかもその様子は見ての通り、かなり豪快だ。

但し、岩がかなり滑りやすく何度も転びそうになりながらもなんとか…辿り着いたのである。

でかい!でかすぎるよ!!猿棚よ!流石源頼朝も感動したってだけのことはある。

でかさが分かる画像!でかさはこれくらいだ!

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左端にいる小人みたいなのが私(著者)である。

これでも170cmくらい。

それでいてこのでかさよ!?

 

滝が見える前あたりから、もう水しぶきでめちゃめちゃ濡れますね、これ。

夏場には最高のスポットかもな~

彼女とどうっすか?

(※台風のすぐ後では流石に水量が多すぎてなかなか近寄れません。危険ですので台風直後は遠慮してください。濁流でそこまで綺麗でないことも確かです…)

なにはともあれ、とてもきれいだった。言葉では表現しきれないくらいの滝。

あとは御自分の目で見てみてもらいたい!!!

続きましてはその一つ上にある銚子ヶ淵の滝へ!!!!! 

 

3,銚子ヶ淵の滝

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いい流れっぷりですね~

ここは一番滝壺が深い滝。まぁ、ざっと3mはあります。そこまで並々とたまっていました。道路から見れるので簡単に見れましたが、見る前から音がすごい!水の勢いもすごいのですよ。

台風の時とかどうなることやら…

こりゃぁいくら道路沿いから見れるとはいえ怖くて足がすくみますな~

 

 第貮部では大いなる期待を寄せて訪問した黒坂の滝である。

                                   

 

              

              第貮部ヘ續

 

 

 

 

秘境の滝へ

* 赤 淵 川 に つ い て *

富士市愛鷹山麓より流れ出る川「赤淵川」。

そこには現段階の情報によれば、7つの滝が存在します。【普段は枯滝)

 

Q,1   何故、赤淵川っていうの~??

A,1   川底にある石が赤い色をしているためです。(理由は調査後説明するとしましょう)

 

Q,2   何故、枯滝なの~??

A,2   地学的に…富士山の嘗ての噴火により吹き出た火山灰により形成される岩だから、雨水の浸透が速いのです。

 

そんなまぁ様々な事情がある赤淵川の滝を簡単に紹介しましょう!

南側から一つずつ北に上がっていく感じです。

壹)花川戸の滝<13m>

地区は富士岡。新設された、花川戸大橋からその姿を一望できるぞ!☆彡

 

貮)不動の滝<22m>

第二新東名高速道路の真下に位置する滝。三段階構成になる大滝。現在調査中

 

參)猿棚の滝<36m>

鵜無ケ淵地区にある巨大瀑布の一つ。赤淵川の中では最大!源頼朝伝説の場所。

 

肆)銚子ヶ淵の滝<15m>

桑崎への道沿いにある滝。ガードレール越しに一望できるぞ!☆彡

 

伍)足掛けの滝<10m>

陽光台側から一望できる滝。陽光台公会堂の駐車場から見れる。意外とでかい。

 

この先、赤淵川方面と支流千束川方面に分かれます。

赤淵川方面ヨリ、

陸)牛ヶ淵の滝<8m>

桑崎林道沿いにある。ここだけは常に流れています。そして赤淵川の滝の中では最強クラスの美しさ!

 

千束川方面ヨリ

漆)黒坂の滝<45m>

千束川上流に位置する最強クラスのでかさを誇る滝。その高さはなんと富士市最大!

 

次回からは花川戸の滝の記事から書いていきます。 お楽しみに☆

地元民インタビューも記事として載せていきます~!

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赤淵川の滝より一枚